

始める前の準備
- 的までの距離が5〜6mとれる場所を確保します。
縁側を使ったり、2つの部屋を開け放して使ったり、押し入れの中に常設の的を作っている人もいます。
- 床面から的の中心までの高さが160cmになる位置に的を提げます。
- 手作りした道具のほかに、吹き筒の掃除用にティッシュペーパーを1枚準備してください。
構え方
- 的の真正面に向かって、両足を肩幅ぐらいに開いて立ちます。
- 吹き筒のマウスピース側の端を右手で持ち、左手は右手から肩幅の位置を下から軽く手を添える感じで持ちます。
- 右足を半歩後ろに引き「半身の姿勢」(的に向かって斜め45度)をとります。左足に身体の重心をかけるような感じです。
矢を入れる
- 矢の先端をマウスピース側から差し込み、指で吹き筒の中へ押し込みます。
- 矢を入れた吹き筒は、矢が落ちないよう、水平を保ちます。
腹式呼吸で矢を射る
- 筒を持った姿勢で、両手をゆっくりと上に持ち上げながら、おなかを膨らませていっぱいになるまで、鼻から息を吸います。
- 両手を下ろしながら、おなかの中にある空気がをすべて吐き出す感じで、ゆっくりと口から息を吐きます。
- もう一度、鼻から息をたっぷり吸いながら、吹き筒を口元に持っていきます。
- 的に狙いを定め、マウスピースをしっかりくわえ、5秒以内に発射します。
- 矢を射るときの息の強さは、1m先のロウソクの炎を消す要領で、短く強く。

矢を発射する前に、一度両手を挙げて呼吸をするのは、おなかを使って横隔膜を下げて、めいっぱい肺に空気を溜めることを身体に準備させるためにするのだそうです。大切な所作なんですね。
的の上手な狙い方
- マウスピースをくわえた状態で、筒の先端が的の中心になるように構えます。
- 矢を発射する時に、上半身や頭が動かないように注意します。おなかだけに集中。
- 発射の時に先端がぶれると、矢が斜めになって飛び、的に刺さらないことがあります。
- 矢の中心からずれたところにばかり当たる場合は、狙う時の筒の先端位置を必要なだけ補正してみてください。

立つことが困難な場合は、イスに座ったままでも大丈夫です。マイクスタンドのようなもので筒の先端を支えることで、片腕でも吹き矢を楽しむことができます。
吹き矢の回収
- 刺さった矢の中に、矢型を入れて引き抜きます。
- 表面に穴が多くなってデコボコになった的は、裏側に新しい的紙を貼り直して使いましょう。
>> オリジナル的紙のダウンロード
掃除をしよう
- 矢を5回発射するたびに、吹き筒の中の湿気を取り除きます。
- 掃除ひものループにティッシュを折りたたんでセットし、オモリのついたループを筒に入れて引き抜きます。
- 使用が終わったら、マウスピースも消毒液を吹くんだ布で拭くか、煮沸消毒しておきましょう。

- 少し慣れてきたら、点数をつけてゲームを楽しみましょう。上達がスピードアップします。
- 的の中心の黄色が7点、その次の赤色が5点、青色が3点、黒やその他の場所は0点です。七五三と覚えましょう。
- 競技会の基準では、1人5射を1ラウンドとして、5本の点数を合計します。それを5ラウンド行い、総合得点で勝敗を決めます。
- 安全な器具ですが、矢を回収している間は発射しないなどルールを決めて、不慮の事故などないよう充分に配慮して楽しみましょう。人や動物に向かって、絶対に発射してはいけません。

仲間だけの等級や段位を設定して、ハンディキャップをつけたり、それぞれの体力に合わせた独自のローカル・ルールで、ミニ競技会を開催して楽しむのも面白いですね。
創造の森交流館では、毎月、参加費無料の練習会や記録会を開催しています。練習会の日は初心者講習もしてくれます。用具も無料貸し出ししてくれるので、まずは体験してみてはいかがですか? 手作り吹き矢の講習会含め、開催日程はイベントカレンダーをご覧ください。

吹矢の競技団体はいくつかありますが、各団体主催の競技会に出場するには、主催団体公認用具の使用が出場資格として義務づけられています。今回手作りした練習用具では参加できません。極めたい方は、ぜひスポーツ用品店などで専門用具をお買い求め頂き、チャンピオンを目指してくださいね。私はまず、創造の森流・手作り吹き矢で腕を磨きたいと思います。
※創造の森交流館で開催される競技大会や記録会は、手作り吹き矢での参加が可能です。
(by Iko)
2008.09.10 up